短い文章なら聞き取れるようになっても、長くなったらなんの話かわからなくなってしまうこと、よくありますよね。しかし、英語の習得には必要なスキル。でもどうしたらいいのかわからない!
そんなお悩みに応えていきます!
長文の英語が聞き取れないのはなんで?
まず、どうして長文になる途端わからなくなってしまうのでしょうか。それには明確な原因があります。主な原因としてあげられるのは以下の4つになっています。
- 分からない単語が会話に出て来ると焦ってしまう
- 言葉の切れ目が分からない
- 単語の発音を知らない
- 会話の流れが分からない
それでは詳しく解説していきます。
分からない単語が会話に出て来ると焦ってしまう
英語学習者に一番ありがちなのが、わからない単語に囚われてしまうことです。会話で1つでも知らない単語が出てくると、意味を考え出して置いてきぼりになってしまうのです。
これは、全部の単語を知らなくても文章を理解できることを意識する必要があります。日本語でも会話に出てくる単語をしらないこともありますよね。それでも会話はできるのです。
しかし、外国語の英語になると、すべて理解しなくてはいけないような気がして焦りが出ることがあります。結果として、文章全体がわからなくなってしまうのです。
言葉の切れ目が分からない
言葉の切れ目がよくわからなくなることも原因の一つです。
文章が長くなればなるほど、複雑な構文が増えていきます。関係代名詞や動名詞、過去分詞を使った修飾などです。これらの構文では、一見主語や動詞のような単語が何度も出てくるのです。
そのためどこまでが主の文章で、どこからが付属(修飾の部分)なのかがわかりにくくなります。
結果として、どこに文節があるのか、どこで文章が切れているのかがわからなくなります。
そして、頭の中で考えている間に理解がおくれ、文章全体の意味がわからなくなると感じるのです。
言葉の切れ目を知るにはニュースが手っ取り早いです。ニュースが聞き取れない人が勘違いしていること3選の記事を参考にしてください。
単語の発音を知らない
英語の発音を知らないことも可能性の一つとして挙げられます。これは、教科書の発音しか知らないとよく起こります。なぜなら、相手も人間だからです。必ずしも完璧な英語では話しません。また、地方によって単語の発音は大きく変わります。
会話の最中で出てきた単語でも、音が知っているものと違うと、知らない単語と認識してしまい、結果として文章の理解に遅れが出てしまうのです。
知らない発音の単語でもスルーするスキルや、できる限り多くの発音に触れる必要があります。
発音を学ぶには【完全無料】英語学習サイト50選の記事の中で紹介している、webサイトを参考にしてもらえれば良いかと思います。
会話の流れが分からない
会話の流れがわからない時にも、長文を聞き取るのが難しくなります。これは、主に上級者の会話に起こることが多いです。
例えば相手がドラマの話やあなたの知らない学問について話していた場合、背景がわかりません。そのため、相手がどのような意図で言っているのか、何が起こったのかがわかりにくくなります。会話の進む方向が予想しにくいのです。
無の状態からの理解のため、長文の理解が遅れてしまうことにつながるのです。結果として聞き取れなくなってしまいます。
長文の英語を聞き取るコツはあるの?
では、長文を聞き取るためのコツはあるのでしょうか。ポイントとしては以下の3つが挙げられます。このポイントを意識することで長文の学習は飛躍的に捗るようになります。
- 英単語ごとに理解しようとしないこと
- 英単語から会話の流れを理解すること
- できるだけ毎日英語に触れること
それでは順番に紹介していきます。
英単語ごとに理解しようとしないこと
これは長文の聞き取りをやる上でいつも心がけなくてはならないことです。文章全体で理解するように心がけましょう。単語ごとに聞き取を行っていると、脳がその単語に囚われてフリーズしてしまい、その後の文章が聞き取れません。
単語ごとに聞き取る癖がついている場合は、短い文章から修正していく必要があります。
簡単な文章を用意し、単語ごとではなくフレーズで聴き、必要な場合はそのフレーズごとで訳して理解する癖をつけましょう。
英単語から会話の流れを理解すること
出てくる単語やフレーズから会話の進む方法をできる限り予測しましょう。
キーとなる単語が1つでも聞き取れれば、会話の内容を予期することができます。
これを行うためには集中して場面を理解することを意識して聞き取りを行う必要があります。これは練習あるのみです。練習を繰り返し、早い段階で話の背景を想像できる力を身につけましょう。
また、単語の知識も必要です。キーとなる単語を聞き取るために語彙力も鍛えていきましょう。
できるだけ毎日英語に触れること
英語の基本は練習です。長文の英語が理解できるようになりたければ、毎日長文英語を聞きましょう。
英語を日常的に聞くことで、長い文章であっても気遅れをすることなく聞くことができるようになります。また耳も長い文章の捉え方を自然と覚えていくでしょう。
お勧めはTEDです。出来事について説明しているので長い文章になっている上、興味深い内容が多いです。さらに、英語字幕やスクリプトも見られるので、わからなかったところを学習できます。
https://itoujin.com/learning-english-site英語のサービスを利用し、できる限り英語を聞く機会を作りましょう。
長文の英語は必ず聞き取れるようになる!
長文の英語は難しく感じますし、誰もがつまずく場所です。そのため、うまく進まなくても悩む必要はありません。英語を話せる人はみんな悩み、乗り越えてきたステップです。
練習すれば必ずできるようになります。今までの練習法に加えて、長文に特化した練習方法を追加してみましょう。
取り組み続ければ、時間はかかっても確実に力はついていくものです。
長文の英語が聞き取れないときの対処法:まとめ
以上が長文の英語を聞きとれない理由と対処法です。
長文の英語に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
長文の理解はリスニングの中でもレベルが高いです。しかし、できるようになると長い会話だけでなく、ニュースや大学の授業の理解など、高度な会話までできるようになります。また、語学試験でも大いに役に立ちます。
正しい聞き方の習得を目指して頑張って勉強してみましょう。
60分でネイティブ英語を聞き取れるようになる最強のコンテンツがあるので、無料で情報を手に入れちゃいましょう(*^-^*)
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